お詫び
現在、新規の受注を停止させていただいております。ご迷惑をおかけして、大変申し訳ございません。何卒ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。
トップページ > ニュース・お知らせ > 経理のこと > 引当金って何?
「将来の特定の費用又は損失で、その発生が当期以前の事象に起因し、発生する可能性が高く、かつ、その金額が合理的に見積もることができる場合には、当期の費用又は損失として、引き当てなければならない」と中小企業の会計指針ではいっています。
引当金の目的は、正しい期間損益の把握と将来のリスクの回避のためです。
会計上は、将来のリスクに対し様々な引当が要求されていますが、税務上は「貸倒引当金」と「返品調整引当金」の2つしか損金算入は認められていません。
税務上は原則、債務の確定していないものを損金としては認めません。上記2つの引当金も特別に認めているだけですので、従来認めていた「賞与引当金」や「退職給与引当金」のように、いつ認めないと言ってもおかしくありません。
将来のリスクに備えて、会計指針に従い引当金を計上(決算書には引当金を計上)し、税務上は自己否認するという処理が理想ですが、多くの中小零細企業は税務基準で引き当てているのが現状です。
愛知県名古屋市を中心に全国対応! 記帳代行ヘルパー税理士サイト トップページへ